ビシアジ

釣りの誘いがあり、二人で日程を決め、その後、日本語教育学会の会場で見かけた人数人に声をかけて釣り仲間募集!(私はいったい"なにしてるんじゃ!?") で、釣り場を決める際に、ホームページで情報集め。 で、言葉の壁にぶつかりました。 「仕立て船」「…

日本語教育の「ちから」

今日、日本語教育学会の評議員会と臨時総会と「日本語教育の未来を拓く」というテーマのシンポジウムがあって、行ってきました。その席で、報告がありました。国立国語研究所に日本語教育のセクションと人を残すという、法律の修正案と付帯決議というのが衆…

プロの条件とは?

「プロの日本語教師」とは何なのか、備えてなければならない専門性とはどのようなものか、そして、どの程度のものか、考える機会がありました。このブログを書いている「つぼみの会」の有志がやっている勉強会に参加したときに、ボランティアと「プロ」が話…

注意力って

について最近気になることがあるんです。もともと注意力に乏しいわたしですから,どうしたら凡ミスしないで済むか真剣に(?)考えてきました。将棋の羽生名人は,著書「決断力」(角川ONEテーマ21)で,「人間はミスをするものだ」といっています。物事が複…

カーネルサンダースについて

今日はカーネルサンダース一色ですね。こういう話は大好きです。なんだかわからないことも信じてしまうし、それで妙に安心します。よかったですね。阪神ファンの人はたまらないでしょうね。かなりうらやましいです。「発見」はネットの新聞の記事で知りまし…

4月からは・・・?

ここのところ「4月からの非常勤講師の募集はありませんか?」という電話がよくかかってきます。世界的な不況と円高で日本留学を取りやめる人が激増し、来年の4月からはかなり日本語学校の学生数が少なくなりそうなのですね。非常勤で教えている先生はコマ数…

片思いかも

【ふじ】さんの記事、微笑ましいですね。わかるわかる。やっぱり、「あなたを知りたい!」「私を知って!」がコミュニケーションのスタート。何よりの「動機」はそりゃ、もちろんねえ…(*^^*)ところで、高校生の初々しさとはほど遠いですが、私も最近、切な…

当然の熱心さ

授業のところどころと,最後に「何か質問はありますか」とききます。「授業で扱ったところ」を質問してもらいたいんですが,そんなこと気にもしない生徒たちはいろんなことをいってきます。 先日のこと。 「センセイ,日本人の家へ行って,初めて,何といい…

敬語のカタチ

ひところ、「こちらにお書きしてください。」とか「しばらくお待ちしてください。」といった間違った敬語が広く使われているということが話題になったことがありますが、そんなの話題になったか?という人のほうが多いでしょうか。正しくは尊敬語の「お書き…

2人も泣かしちゃったよ

先月、ある研修(5日間)を担当しました。外国語指導助手(ALT)・国際交流員(CIR)として日本に来ている人たちの日本語教育実習です。わたしには「講師」という役名がついていましたが、仕事の内容はファシリテーションだな、と思って行きました。 日本語…

未来館でのコミュニケーション

お台場の日本科学未来館というのに行ってみました。自分で操作できる展示や、実演やシアターがいろいろあって、なかなか工夫しるなという印象。実演や操作する展示の関係かもしれないけれども、それとはまた別の考えからか、コミュニケータというスタッフが…

日本語が亡びるとき、どうですか

日本語教育をやっている者として、読んでみました。水村美苗『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』(筑摩書房)本の内容についてはあまり書きません。「亡びる」の意味することも書きません。読んでください。ここではとても個人的な感想を。この本、おも…

ノーベル賞の受賞講演日本語で。素朴な疑問に答えよう!

ノーベル物理学賞受賞が決まった益川敏英・京都産業大教授は、受賞講演を全編日本語で話すとのこと。 新聞などで「異例」と言われていますが、問題なんでしょうか? 話は変わりますが、先日電車の中で4,5歳の女の子とその親と交わしていた会話が印象に残…

国語教育で「日本語」の試験

月刊の『日本語学』(明治書院)という雑誌の2008年11月号は特集が「国語の試験問題」というものです。ぱらぱらとめくってみたのですが、「評価評定と国語の試験」という記事(茨城県教育庁高等教育課の石井純一という人が著者)の中におもしろい話がありま…

病院のことば

国立国語研究所から「病院のことば」をわかりやすくする提案(中間報告)が公開され,今その報告に対する意見公募がおこなわれています。http://www.kokken.go.jp/byoin/確かにお医者の話は難しくてよくわからないことがあるんだけど,それよりももっと基本…

見た目、大事ですね

ちょっと日本語教育からは離れる話ですが。。。きのう、何十年かぶりに「学習塾」という所に行ってきました。 某有名進学塾が行う「小学生全国統一テスト」なるものを受けに行く息子の付き添いで行ったのです。息子が試験を受けている間、保護者控え室という…

ところで、どうして教室なのでしょうね

教室に行くと、いろいろなタイプの学生がいて、想像したように授業が進まないことは珍しくないと思います。予想外だったけれどもうまくいったということもありますし、踏み外してドツボにはまり込むこともあります。うまくいった場合に後であまり考えないの…

大地震が起きたら…

10月10日の”元”体育の日に私が勤める日本語学校で防災訓練をしました。 「訓練」といっても消防署の方に来ていただくようなおおがかりなものではなく、各クラスで防災のDVDを観たり、非常食の試食会をしたり、災害時の連絡方法を 確認しただけなんですけ…

メダル フェンシングに倣おう!

今日は、【カイ】の独り言を書き込みます。今日の昼間、「哲子の部屋」を見ていました。 オリンピック+メダルの力ってすごいですね。 銀メダリストの太田雄貴さんは、メダルが決まった時から言っていましたが、 メダルをとるかとらないかがその競技(フェン…

語学としての古典もありかな

このところ、日本語教育の意義、生活者の日本語、ぼみログでも興味深い議論が続いていますが、今日のところはちょっとブレイク。ちょっと話がそれますが、余談としてお付き合いください。今期から、ちょっとした教務の都合上、恐ろしいことに、日本人学部生…

温泉旅館のオンナのコ

先月、下呂温泉に行ってきました。岐阜県は初めてだったのですが、温泉以外は何にもなくて(宿の社長がそういいました!)、静かで、いいところでした。日本旅館の常で夕食をお部屋に運んでくれたり、浴衣や部屋の説明などしてくれる「お部屋の係り」の人が…

日本語教育の価値、日本語教師の価値

一月前の記事(2008-08-29 日本語教育はこれからの日本社会のインフラ? その2 「地域」について)のコメントが続き、記事を書いた本人としてコメントをつけねばと思ったのですが、少し論点も増えてきているようですし、ページの上に持って来たいということ…

価値観

今日、王監督の最後の試合が行われるそうです。「最後」とか「初」という言葉は人を引き付ける力がありますね。 でも、気づかないうちにみんな「初」とか「最後」を経験しているんですよね。 しかるべき人がしかるべき手段で宣言することによって、 「初」や…

語学の試験について

SITEという英語の試験があるのをご存知でしょうか。Standard Interview Test of English の頭文字です。私は知りませんでした。正確には、さっき名前だけ知りました。中身については全然知りません。英語の試験といえば、TOEFLかTOEICでしょうか。個人的にい…

わたしの「ミッション」

「新学期」ですね。「宿題」が何一つ終わらず「登校」が憂鬱です(“センセイ”なのに…) 授業は明日からなので,まだ生徒には会っていないのですが,ドキドキしています。「一時帰国している生徒たち,東京へ戻ってくるだろうか(深刻)」「日本語をどのくら…

日本語教育はこれからの日本社会のインフラ? その2 「地域」について

これまでも地域の日本語教育には関心はあったのですが、今住んでいるところに引っ越してきて、地元の国際交流協会で日本語ボランティアに登録しよう思って行ったら、「今は十分人手があるので募集はありませんねえ」ということで、それっきりいまだにご縁が…

この道をまっすぐ行くと…

【カイ】さんの話やそのコメントに続けて書きます。道案内って、本当に難しいですね。 私も先日、道案内をしました。神保町にある日本語教育専門書店、そうがく社からの帰り道。カザルスホールに行きたいというご婦人が道に迷っていらっしゃいまして、その方…

道案内の表現

北京オリンピックも閉幕し、都内の学校は週休二日で減った授業分を取り返すために今週から授業開始。 週休二日にしてハッピーマンデー法まで作って、連休を増やしたのに、夏休みというまとまった休みを1週間も削るなんて!と怒ってみてもしょうがないのです…

「柔道」? 「JUDO」?  「日本」?「NIPPON」?

オリンピックですね。みなさん,観てますか?応援してますか?わたしは興味がないのですが(スミマセン),家族は北島さんの金メダルに興奮していますよー。 母は「柔道」をルールも知らず,しかし,熱心に「応援」しています。日本人選手が負けると,たびたび「…

「尊敬される」って…?

突然ですが、皆さんには尊敬する人がいますか? どうしてその人を尊敬しているのでしょうか?なんて、質問から始めてしまいました。「尊敬する人」。歴史上の人物だったり、身近な人だったり、スポーツ選手だったり(オリンピックの影響?)いろいろかもしれ…