2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

もっと白い歯

生まれて初めて「水虫」なるものにかかり、久方ぶりに病院へ行ってきた。 住んでいる神楽坂のアパートから徒歩1分の老舗皮膚科である。 終戦後、焼け残った木造一戸建を改築して開業したと思わせる趣で興味深い。 中に入ると、恐らく50年前の幼児が遊んだで…

国策としての日本語―誰が担うか

新潮社が出している国際情報誌にForesightというのがあります。 最新号(2008年6月号)に↓のタイトルの記事が出ていたので図書館で読んでみました。 遅くてもしないよりいい対外「日本語教育」強化 雑誌の最新号はコピーできないので、手元に記事が無く、う…

辞書を買わない人たち

新学期のスタートから1ヶ月半がたち、新入生達もそれぞれの学校や教室に慣れてきた頃ではないかと思います。 私の学校にも20名近くの「あいうえお」から勉強する人たち、所謂ゼロ初級の学習者が入ってきました。で、そのような初学者の中にときどき辞書を…

大阪で,起きていること

大阪の出身なので,ということではないのですが。 毎日のようにテレビで見ますね,橋下大阪府知事。どんぴしゃりの「つぼみ」世代ですね。1月の府知事選の時は大阪にいたのですが,現場の先生・職員のかたたちは「橋下さんが知事になったら,これまで苦労し…

今どき、「国際的」について少しだけ考えてみました

この間、授業で学生といっしょに「国際的」とはどういうことなのかを、改めて考えてみました。日本語教師を仕事にしたのも、国際的な仕事がしたいと思ったというのが大きな動機の一つで、まあ、ふた昔も前のことですが、当時、国際がつく名前の学部や大学が…